2000年10月11日水曜日

帰路にあたって


10月17日(火)午後2時、最後のダイビングが終了しました。海上、海中で二日間を過ごしたメンバーでしたが、折角来たのだから上陸してみようと、泳いで玉砂利のビーチに向かい、アナタハンの感触を足の裏で感じてきました。
2時半、アナタハンを離れ、一路?サイパンに向かうはずでしたが、どうも船長は「鳥山」を探している様子。南ではなく東に向かい進路をとっています。一時間ほど経過しても「鳥山」は見つからず、進路を南に転換し本当にサイパンに向かいました。
遠ざかって行くアナタハンを、皆はどのような想いで眺めていたのでしょうか。途中スコールもあり、二重の虹も見ることができました。
  6時を過ぎると夕焼けも終わり、暗くなってきました。すると、間もなく現れたのは満天の星空です。360度の天の川も見応え十分でした。
8時を過ぎた頃でしょうか、遥か遠くにサイパンの灯りが見えてきました。9時前、マニャガハ島も見える所に来ると、サイパンはこんなに大きな島で、こんなに灯りが多かったのかと、想いを新たにしたものでした。9時、無事にスマイリー港に帰港、機材を降ろし、船長の成果をお裾分けしていただき、帰路につきました。

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