2000年10月15日日曜日

フィッシングタイム


我々のダイビングが終わると、次には船長お待ちかねの『釣り』タイムがやってきました。船長がピンポイントで狙った場所に移動です。船尾の両側に竿をセットし、水深は260m、電動リールをセットし釣り糸を落とします。糸が底に着いたか着かないかというタイミングでもう当りです。糸を手繰り始めますが竿が相当しなっており、大物が期待できそうです。後半は電動リールが唸りをあげ、喘ぎながらの巻取りです。あがって来たのは1m以上もあるオナガダイ、しかも5~60cmのものも加えて3匹も掛かっていました。もう一方の竿にも当たりが、こちらも1m程のオナガダイ+αでした。一度に大物が5匹もあがって来る様子に、我々ダイバーは口をアングリと開けるばかりでした。

高級魚のオナガダイ(高い値段で売れるのだそうです)を一気に釣り上げた満足感を胸に、今夜の係留ポイントへ移動です。短い移動中も2本の糸を流していましたが、ここでも1mクラスのキハダマグロ、サワラ、バラクーダなどが釣れました。
釣ったキハダマグロは、夕食時刺身にしてもらいました。慣れたワサビ味は勿論のこと、醤油に地元産のレモンを絞り唐辛子を加えたチャモロ風味もなかなかのものでした。また、これを軽く火であぶりタタキ風にしていただくのも結構な食感でした。興奮覚めやらない我々は、夕食後も船長の釣りに付き合い、イソマグロやカッポレなど面白いように釣れてくる様子を楽しみました。2m程の鮫も懸かってきましたが、これは糸を切って逃げてくれたので、みんなホッとしました。

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